セロトニン:別名ハッピーホルモンの増やし方⑤

前回から引き続きセロトニン:別名【ハッピーホルモン】を増やす為に必要な栄養素をお伝えしています。

①トリプトファン

②炭水化物

③ビタミンB6

④鉄

マグネシウム

⑥ナイアシン

セロトニンを増やす栄養素の内、今回はマグネシウムについてですが、

マグネシウムは人体に必要なミネラルの一種で、リンやカルシウムと
ともに骨を形成するほか、体内のさまざまな酵素の補酵素として重要
な働きをするミネラルです。

骨の弾性維持、細胞のカリウム濃度調節、細胞核の形態維持に関与
するとともに、細胞がエネルギーを蓄積、消費するときに必須の
成分となっています。タンパク質の合成、固化、エネルギーの代謝等
マグネシウムの働きは多岐に渡ります。

マグネシウムが不足すると骨の形成に影響が出るほか、不整脈や
虚血性心疾患、高血圧、筋肉のけいれんを引き起こします。また
神経過敏や抑うつ感などが生じることもあります。

マグネシウムは脳内では神経間で行われる情報伝達に関係しており、例え
ばセロトニン神経では神経間のセロトニン放出と再取り込みにマグネシウ
ムが必要となる為、マグネシウムが不足するとセロトニン神経間の情報伝
達が鈍化して、セロトニンの働きが弱くなることが分かっています。

セロトニンと関係の深いうつ病を始めとした精神疾患や情動障害、女性
の場合でPMS【月経前症候群】を発症する人は体内のマグネシウムが
必要となる為、マグネシウム量が大幅に低下してしまう事が明らかにな
っており、セロトニンを増やす為にはマグネシウムを十分に摂取する必
要があります。

▼ストレスでマグネシウムが消費される

人の身体はストレスを感じると交感神経が刺激され、アドレナリンやノ
ルアドレナリンなどのストレスホルモンが分泌されます。
すると心拍数は高まり、筋肉は収縮して血圧を上昇させます。
この時大量に使用されるのが【カルシウム】です。カルシウムは筋肉を
収縮させる時の信号を伝える伝達役として働きますが困った事にカルシウ
ムが取り込まれた細胞は石灰化されて、細胞が死んでしまい、これが動脈
硬化や心筋梗塞などの原因となります。

こうしたストレス時のカルシウムの働きを抑制し、血管を拡張したり身体
を正常な状態に戻す働きをするのが【マグネシウム】です。
ストレスが長く続けば続くほど、カルシウムと共にマグネシウムも消費
されてしまう為、マグネシウム不足が起こってしまうのです。

マグネシウムが不足するとストレスホルモンであるノルアドレナリンや
アドレナリンの分泌量が増える事が分かっています。ストレスホルモン
が増えればその分、ストレス状態が続き、セロトニン神経が減弱してゆ
きます。

その他にもマグネシウムはドーパミン神経の機能にも影響を与え、パー
キンソン病や認知症との関わりがあるとされています。

マグネシウム不足になるとドーパミンやノルアドレナリンの暴走は、セ
ロトニン神経を減弱させる要因として知られており、こうした点からも
マグネシウムは間接的にセロトニンの合成に影響を与えていると言えます

一方で、マグネシウムの過剰摂取は危険であり、成人の場合は一日300
~350mg程度が適量とされます。

▼カルシウムとマグネシウムのバランス
カルシウムと拮抗して働く性質があることから、カルシウムとの摂取バ
ランスにも注意が必要です。【カルシウム2:マグネシウム1】程度の割
合での摂取が推奨されています。

【マグネシウム】の多い食べ物

マグネシウムは豆類や藻類、種実類や魚介類などに多く含まれます。 特に豆類、中でも豆腐や納豆、がんもどきなど大豆製品は食事として量も摂りやすいのでマグネシウムを摂取しやすい食品群です。 種実類ならひまわりの種やかぼちゃの種、藻類ならあおさ、魚介類なら干しエビなどが少量でもマグネシウムをたくさん摂ることができます。

そして海の塩にはマグネシウムが豊富に含まれていますその中でもマグネシウムやミネラルの含融量が最も多い奇跡の塩と言われている「ぬちまーす」と言う沖縄の塩をご存知でしょうか。かつて私も血圧が高かった時期にお世話になった塩です。
*あくまでも個人の意見として参考にして下さい。

塩を変えるだけでもマグネシウムを摂取する事が出来ます。

詳しくはこちらにリンクを貼っておきます^ – ^

https://macaro-ni.jp/30669

 

次回は「ナイアシン」の部分をお伝えして行きます。

ー「最後までお読み頂き有難うございました。

疲れてる人の心と身体を癒し元気にするアーユルヴェーダサロン

Shanti SouLの山田ひろみでした♪

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグネシウムは体内の様々な酵素の補酵素として重要な働きをするミネラ
ルです。骨や歯の形成、

特に女性の場合、生理周期の影響で鉄分が不足しやすいと言われていま
す。女性に起こるPMS『月経前症候群』でイライラや怒りっぽくなる
などの症状が現れますが、こうした症状の影響には鉄分不足から起こる
脳内のセロトニンの減少が関わっているとも考えられます。

たんぱく質の合成と固化、エネルギーの代謝など、マグネシウム影響は
多岐に渡ります。

マグネシウムは脳内では神経間で行われる情報伝達に関係しており、例え
ばセロトニン神経では神経間のセロトニン放出と再取り込みにマグネシウ
ムが必要となる為、マグネシウムが不足するとセロトニン神経間の情報伝
達が鈍化して、セロトニンの働きが弱くなることが分かっています。

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ABOUTこの記事をかいた人

長野県大町市在住
主な保有資格
・NESプラクティショナー
・ナチュラルフードコーディネーター
・薬膳コーディネーター
・免疫栄養学『分子栄養学』
・チャクラセラピスト資格取得
・アーユルヴェーダセラピスト資格取得
・エソテリック・ヒーリング初級中級コース取得

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