最初の、黒い画面に
緑の文字や数字が
パラパラと落ちて来る有名な場面。
これは、この世は本当はデジタルなんだよ、
デジタル空間で作られた仮想世界なんだよ、
ってことだと思うんですが、
この緑の文字もどう見ても
カタカナですよね(^^♪
他にも
東洋的な思想(仏教的な空の思想)
も盛り込まれている様にも感じ取れる場面があります。
最後の方の戦いのシーンで、
ネオからの視界が
すべてデジタル化して見える
シーンがありますが、
この映画の作者には、
おそらく、そんな風に見えた経験が
あったのでしょう!
起きてても
まだ夢を見ているような感覚はあるか?
そもそもこの世界に
違和感を持っていた主人公ネオ。
NEO =ONE =ひとつでありすべて、
空なるもの、真空=自分
ネオはあなた自身です。
そして、ネオは白うさぎに導かれ
(白うさぎは時空越えの象徴)
トリニティに出逢いますが、
トリニティは三位一体を意味します。
三位一体は、
キリスト教で言うところの
父・精霊・子、
私が学んでいるヴェーダで例えると
トリニティ=
体(ボディ)
精神(マインド)
霊性(スピリット)
そして
仏教でいうと
仏・法・僧と同じですが、
仏とは空、真空であり、
自分とは何かを認識しようとする作用のこと
又法とは真理を伝えるための教えのことであり
僧とは真実を知ろうとするあなたのことです。
トリニティはいいます。
「あなたはある疑問の答えを求めている。
その疑問が、あなたをここへ導いた。
答えがあなたを探している。
答えは、望むなら、見つかるわ」
そう、あなたが望むなら、
あなたは目覚めて、
真実にたどりつけるのです。
夢なのか現実なのか
わからないシーンが繰り広げられたあと、
ネオはトリニティに導かれ、
モーフィアスに出会います。
モーフィアスは、
ギリシャ神話の【夢の神】
の名前だそうですが、
トリニティとモーフィアスは、
ネオに真実を伝え、
マトリックスから脱出させる人で、
つまり彼らは菩薩です。
菩薩とは、
人に真実を伝え導き、
夢から目醒めさせる人のことです。
モーフィアスは、
マトリックス側から見ると
テロリストですが、
本当は菩薩という立ち位置にいます。
このあと、
ネオも彼らと共に、
人をマトリックスから
脱出させる側になりますが、
救世主とはつまり、
仮想現実から人を
脱出させる、
つまり(目覚めさせる)人のことです
そして、モーフィアスは、ネオに
「本当の目覚めも近い」と告げます。
目覚めが近いと、そちらへ導かれるのです。
目覚めが近い=
この世界の真実を知る日は近い、ということ。
モーフィアスは言います。
「この世界は何かが変だ。
その思いが君をここに連れてきた。
マトリックスって何か知りたい?
マトリックスis everywhere
この部屋の中にでさえも。
ここは、真実を隠すために、
目の前におろされた虚像の世界
そう、
私たちの目の前に
繰り広げられている世界は
全部虚像なのです。
そして、
有名な、赤か青のピルを選ぶシーン。
目覚めを選ぶか、
眠ったままか、
選ぶのはあなたです。
青のピルを飲めば、このまま夢の中
赤のピルを飲めば、真実を知ることになります。
そしてネオは、赤のピルを選びます。
「現実としか思えない夢を見たことがあるか?
もし夢から目覚めなかったら、
夢と現実を区別できるか?」
本当に、この世界が夢でないと、
誰が言えるのでしょうか?
ネオは、目覚めを選び、
本当の肉体はプラグに繋がれていて、
人間が栽培されていて、
コンピューターのエネルギーの供給源になっていたことを知ります。
そして、今まで現実だと思っていたことは、
夢を見さされていただけだったということを。
みんなで同じ夢を見ていたのです。
実際は、
私たちはプラグに繋がれているわけでは
ないのですが、
でも目覚めないと、
輪廻の輪をぐるぐる回るだけ、
繋がれているだけ、
ということの象徴のように思います。
そしてネオは、
コンピュータープログラムの中に
いたことを知るわけですが、
私たちも今、全く同じだと言うことです。
映画では、
マトリックスにいるときの姿は、
記憶が映し出した残像だ、と言われています。
私たちの姿は、
意識の中の姿が映し出されていて、
五感で感じるものは、
脳の電気信号に過ぎないのです。
五感で感じるからといって、
それが現実とは言えないのです。
ーーーー
そしてモーフィアスは、
預言者の存在を明かします。
預言者が、救世主が復活すると告げたと。
救世主とは、
本当のことを告げるものであり、
マトリックスから人類を解放するもの。
「マトリックスがある限り、
人類が自由になることはない」
とモーフィアスは言いますが、
自分自身が仮想現実から
目覚めない限り、
その中を輪廻転生し続けるという事になります。
ここで、
ザイオンという場所が出て来ますが、
The Matrix 1では、
まだザイオンの詳細は
明らかになってません。
多分、
ザイオンもMatrixの中に
あるのではないかなと思ってますが
そこは、私も定かではありません💨
「マトリックスの中にいる人達は、
真実を知る準備、
目覚める準備ができていない。
マトリックスを守るために戦おうとする」
なぜなら、
仮の自分、
それが本当の自分だと
思っているからです。
そして、
それが本当の自分じゃないよと言われても、
受け入れられないからです。
だからみんな敵なのです。
それがエージェントです。
エージェントは、
自我の存在を描いています。
つまり、
自分は夢の中で確かに存在している、
という思いのことで、
自我は、
その夢と、夢の中の自分を守ろうとします。
モーフィアスはいいます。
They are everyone and they are no one
あなたも、
エージェントも
誰でもないし存在しないのです、
でも、
誰もがエージェントなのです。と・・
そして、
ネオが訓練で、
モーフィアスとカンフーで戦うシーン。
これも有名なシーンですが、
ここで、モーフィアスは、
「早く動こうとするな。早いと知れ」
と言いますが、
これは、Matrixの中は、
そう思ったらそうなる、
意識の中の世界だということ。
つまり、この仮想世界の中は、
引き寄せの法則で動いているということです。
過去に目覚めを選んで
モーフィアスの仲間になっていたサイファーは、
Matrixに戻りたいと願い、
仲間を裏切ろうとしますが、
エージェントとその打ち合わせで
食事をするシーン、
「この肉も実在しない。
マトリックスが脳に電気信号を送り、
美味しいと錯覚させるだけ」
と言います。
私たちのいる世界というのは、
本当にその通りなのです。
と言ってしまうと、
何だか全てが
味気なく感じてしまうでしょうか?
でも、
脳の機能によってあるように思えるだけで、
本当は何もない世界だと、
敢えて伝えさせて頂きます。
ーーーー
そしてネオはある日、
預言者オラクルの元へ連れて行かれます。
オラクルは、
Matrixの中にいるのですが、
それもまた面白いですよね。
オラクルも仮想現実の中に
作られた仮想の存在ということです。
この現実世界にも、
未来を教えてくれる預言者のような人や、
預言書が存在しますしね♪
人間には天命と言うものががありますが、
自分の天命を知る術も用意されているのです。
オラクルのところにいた少年僧
(Matrixでは、カンフーとか僧とか東洋的なものがちょくちょく出て来ますが、
これも、この映画が
「空」という仏教的世界観を表しているからだと思います)
が、スプーン曲げをして、
「スプーンは存在しない。
スプーンを曲げようと思ったら曲がらない。
曲がるのはスプーンじゃなくて自分自身だよ」
と言うシーン。
これも先程の肉と同じ。
本当は何も存在しておらず、
存在するのは自分の意識だけ、
ということを伝えているシーンてす。
ーーーー
オラクルは、ネオに、
あなたは救世主ではない、
と告げますが、
こうした預言者が
その人に告げるのは、常に
「その人にとってその時に必要なこと」です。
本当のこと、とは限らないと言う事です。
そして、オラクルは告げます。
「己を知れ」と。
そう、
己を知ることだけが、
私たちがMatrixの中で
やるべきことなのです。
天命を知る。自分の強みや弱みを知る。
と言った所に繋がっていくわけです。
そして、
エージェントとの戦いが始まります。
ここからは、
普通のアクション映画として
楽しんでください。
そして死闘の末、
見事、
ネオはエージェントにうち勝つのです。
ネオは本当に目覚めました。
自分を信じ始めたネオのパワーが
己を信じれば信じるほどに
どんどん凄いパワーへと変化して行く
シーンは圧巻でしたね。
とにかく、この映画は、
本当のことなのだ(全部じゃないにしても)
という視点で見ると、
めちゃくちゃ面白い映画です。
そしてこれは本当のことなのです。
これを読んだあなたは赤のピルを飲みますか?
それとも青のピルを飲みますか?
私は皆で、
赤いピルを飲んで
目覚めた世界で生きる人を増やしたい!
そんな思いで活動しています♪
ここまでお読み頂き有難うございます<m(__)m>
と言う事で!
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