インドチャイの場合
作り方はお店によって様々ですが、お水に香辛料(生姜、カルダモンなど)を入れて、紅茶の葉と一緒に煮詰めます。
そこに牛乳を加えて、お砂糖を入れ沸騰したら、カップに入れる際に濾して、出来上がり♪
インドでは、毎日飲むことが普通だそうで、出来上がったチャイに、砂糖を更に追加する方も多いのだそう。
日本のようにマグカップでは飲まず、少量をお菓子感覚で楽しむのだそうですよ♪
1858年から1947年までのイギリス植民地時代に、良質な紅茶は全てイギリスに送られて、ダストティーと呼ばれる細かいホコリのような安価の茶葉を、美味しく飲むために考えられたものが、インドチャイの始まり。
高級な茶葉では、美味しいインドチャイは作れないそうです。
ちなみに、インドチャイとマサラチャイの違いですが、定義や、香辛料の決まりは特に無く、お店のメニューに【チャイ】と【マサラチャイ】がもしあった場合は、チャイが香辛料無しで、マサラチャイは有りなんだそうです。
セイロンティー
「セイロン」と書かれた紅茶をよく見聞きされる方も多いと思います。
「セイロン」は現在のスリランカの旧国名であり、「セイロンティー」はスリランカの紅茶のことを指します。スリランカは島国で、大きさは東北地方の面積より少し小さいくらいですが、紅茶の輸出量は世界1位か2位と、紅茶の生産の盛んな国です。
「セイロンティー」の一般的な特徴としてはクセが少なく、飲みやすい紅茶です。
「ヌワラエリア」「ウバ」「ディンブラ」「キャンディ」「ルフナ」が「セイロンティー」の五大紅茶生産地です。
「セイロンティー」は産地の標高によって、高い順にハイグロウン、ミディアムグロウン、ローグロウンと分けられます。一般的に標高が高いものは花のような香りにしっかりとした渋味、標高が低いものは香り・渋味が弱めながらも濃厚な味わいとなります。
「ディンブラ」「ウバ」「ヌワラエリア」はハイグロウン
「キャンディ」はミディアムグロウン
「ルフナ」はローグロウンの紅茶です。
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