ファスティングを始めるにあたって、
必ず知っておかなければいけないことがあります。
それは、ファスティングには
「準備期」
「ファスティング期」
「復食期(回復期)」
と3つのステップがあるということです。
ファスティング中は
栄養素の入ったドリンクを
飲みながら行う方法が一般的ですが、
とはいえ、
普段よりはかなり摂取カロリーが少なくなります。
日頃から食が乱れている方ほど、
この準備期をしっかり行わなくては、
ファスティング期をスムーズに
過ごすことができない可能性があります。
また、ファスティング後の復食期も同様。
突然いつも通りの食事に戻してしまうことで、
今まで休んでいた胃腸が急に動き出すわけですから
不調の原因となってしまうこともあるのです。
3日間以上のファスティングをされる前に
まずはスケジュールの確保をしましょう。
今回の様に2日間のファスティングを行う場合も
日頃から外食が多かったり、
食生活が乱れがちな方は、少し長めに準備期間をとるとよいでしょう。
※3日前位から準備として心がけてみて下さい。
ファスティング準備期間の過ごし方
![スポーツ前の、準備運動のようなもの。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/1/5/1/7/9/202004071456/10132112648.jpg)
スポーツ前の、準備運動のようなもの。
準備期間の過ごし方は何も難しいことはありません。
これからファスティング期に入るにあたって、
まずは胃腸を整えておくために、規則正しい健康的な生活をする期間なのです。
いわば、スポーツでいうと準備運動のようなもの。
ここを適当にすませてしまうことで、
ファスティング期に不調、不快な状況を招いてしまうことにもなりかねません。
純和食を基本に、食べ過ぎない生活を心掛けましょう。
■準備期のポイント
- 純和食をベースに食べ過ぎず腹7~8分目を心掛けて
- ゆっくりよく噛んでお食事しましょう
- 間食やアルコールは控えましょう
- 出来る限り20時までには夕食を終えるように
準備期は上記のことに意識をし、
ファスティングをスタートする前日は特に、
早めに夕食をすませ、就寝しましょう。
和食生活の基本は「孫は優しい、超元気!
![毎日意識したい、細胞が喜ぶ健康食。](https://imgcp.aacdn.jp/img-a/800/auto/aa/gm/article/4/1/5/1/7/9/202004071458/orig__washoku.jpg)
毎日意識したい、細胞が喜ぶ健康食。
純和食といっても、
一体どのようなことに意識すれば、
より体に優しい生活になるのでしょうか。
実は準備期の食事で意識して頂きたいことは、
毎日の理想の食事でもあるのです。
毎日、理想の食事や規則正しい生活ができていると、
準備期もなく突然ファスティングを行っても負担はかかりません。
そこで日々、
小さなことに意識ができるようになるために、
是非、次の語呂合わせを覚えてください。
「マゴハヤサシイ チョウゲンキ」
- マ:豆類 (大豆、黒豆、小豆、味噌、豆腐など)
- ゴ:ゴマ、ナッツなどの種子類 (ゴマ、くるみ、亜麻仁など)
- ハ:発酵食品 (味噌、醤油、甘酒、ぬか漬け、キムチなど)
- ヤ:野菜&果物類 (種類は偏りなくカラフルに)
- サ:白湯 (体温以上の飲み物を)
- シ:嗜好品 (時には心の栄養も。我慢しすぎないように)
- イ:EPA・DHA (青背の魚、亜麻仁油、しそ油などオメガ3系脂肪酸)
- チョウ:調味料 (味噌、醤油、塩など、毎日使うものにはこだわって)
- ゲン:玄米 (または分づき米。
パンより米を) - キ:きのこ類 (しいたけ、しめじ、エリンギ、なめこなど)
日本人の基本の主食はお米です。
玄米ではなくても、できるだけ、
主食にはお米を食べるようにしましょう。
そうすると必然的に合うおかずは和食ベースになります。
パンなどのカタカナ主食にすることで、
全体的なバランスが洋食になりがち。
全部は実践できなくても、
ストレスなくできることから始めていきましょう。
時には心の栄養も必要です。
「嗜好品」もできれば質にこだわりたいところですが、
決してストイックになりすぎず、
そして、
頂けることに感謝の気持ちを忘れず、食を楽しむことが大切です。
1日目の過ごし方
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